CUNNはメール通信NO.2069で全日本建設運輸連帯労働組合の「関西生コン弾圧事件ニュース」68号を配信しました。内容は1月17日の大津地裁の公判に提出された資料映像の件です。この映像は労組側弁護団から提出されたもので、取り調べ中の検察官が関西生コン支部の組合員へ3日間にわたり組合脱退勧奨を繰り返したというものです。担当検事の発言も詳細に起こされていますが、検察官による密室での組合員への脱退勧奨と聞くと、治安維持法下の特高警察による恐怖がよぎります。小林多喜二や旭川の生活図画事件、北海道綴方教育連盟事件等私たちの暮らす側でついこの間、無残な事件が発生しています。この再来は許してはなりません。検察官の行為は平和に対する冒涜であり国民への背信行為です。
1月17日京都新聞デジタル版で配信された記事「脱退促す取り調べ映像、法廷で上映『組合つぶし明らか』関西生コン支部弁護側」
関西生コン弾圧事件ニュース NO.68 「検察官が「組合脱退勧奨」」