ワーケーション 遠隔地休日労働強要心配の声も

テレワークの広まりと共に地方自体肝入りの「ワーケーション」誘致が盛んです。国主導の過疎地域解消策・企業の地方分散策とも共鳴し、報道等でも良く目にします。どの記事・報道も「三方ウイン・ウィン・ウィン」の論調に聞こえます。果たして、対象となった労働者にとって喜ぶべきことでしょうか。私たちの組合員からは、➀所詮休日労働で、休日の場所も会社指定の場所 ➁過重労働回避、長時間労働回避と逆行 ➂成果が確認できるまで「ワーケーション」場所から離れられない 等の声が挙がっています。道内自治体も誘致はしたものの、企業の良いとこどりと一方的な撤退で回復困難な過疎の倍返しとならぬよう慎重になってはどうかと思います。今日の北海道新聞朝刊に関連記事が掲載されています。

2021年7月24日付北海道新聞朝刊の記事です。

2021年7月24日付北海道新聞朝刊の記事のPDFです。

週明け26日(月)から北海道地域最低賃金審議会の議論が本格化します。札幌地区ユニオンは同審議会へ地場地場労働者の声を届けるためのFAX行動を加盟組合に呼び掛けています。今日はセレモニー・スタッフユニオン(司会業等に就く労働者で構成する個人加盟労組)が参加してくれました。各単組の皆さんも以下の文案を参考に送付願います。送付先のFAX番号は【011-756-0056】です。

2021年度北海道地域最低賃金の引き上げを求める要請書の例文です。

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